不動産ニュース / 団体・グループ

2016/3/24

全宅連、SMBC信託銀の不動産業務に係る合意書を締結

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会はこのほど、(株)SMBC信託銀行との間で、同行の不動産業務に係る合意書を締結した。

 同行は、ソシエテ・ジェネラル信託銀行が前身で、2013年三井住友銀行の子会社となり現称号に変更。東京と大阪で不動産仲介業務を含む信託業務を開始した。その後15年にはシティバンクのリテール部門を買収し、34支店を傘下に収めた。

 全宅連は、同行から東京・大阪以外の数拠点で不動産業務を開始したいとの打診を受けたものの、これらの拠点で不動産仲介業務を含んだ信託業務を展開することは、同協会会員の業務に大きな影響を与えるものとして、同行に対し、(1)現在不動産仲介業務を予定している店舗以外の店舗拡大を抑制すること、(2)業務の対象を富裕層に限定すること、(3)全宅連会員との共存共栄を図るよう配慮すること、などを申し入れた。

 これに対し、同行から拠点拡大に際しては事前に全宅連に相談する、取り扱う不動産業務は法人と個人富裕層の大口案件に限定する、全宅連会員との連携により共存共栄を図るなどの回答を得たため、合意書の締結に至ったもの。

 合意書では、これらに加え、「双方の業務活動に疑義が生じた場合や組織の再編等の変化が生じた場合は、誠意をもって協議し円満解決する」等が盛り込まれた。

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