不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/31

埼玉・武蔵浦和の再開発事業、分譲マンションが竣工/新日鉄興和不動産他

「武蔵浦和駅第三街区第一種市街地再開発事業」外観
「武蔵浦和駅第三街区第一種市街地再開発事業」外観

 新日鐵興和不動産(株)は30日、(株)コスモスイニシア、三菱商事(株)、三菱地所レジデンス(株)と共同で進めている大規模複合再開発プロジェクト「武蔵浦和SKY&GARDEN」(埼玉県さいたま市、総戸数776戸)が竣工、入居を開始したと発表した。

 同物件は、「武蔵浦和駅第三街区第一種市街地再開発事業」の中核建物。JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅より徒歩3分。開発面積約1万9,000平方メートルに、一般向け分譲マンションとアクティブシニア向け分譲マンションを一体で建設するほか、独立型のコミュニティ棟を中心に23の共用施設、商業施設、製薬会社が入居するオフィス、約7,500平方メートルの庭園で構成する。

 「武蔵浦和SKY&GARDEN」はA棟・鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て、B棟・鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て、C棟・鉄筋コンクリート造地上32階地下1階建て、D棟・鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建ての4棟構成。

 一般ファミリー向け分譲マンション(総戸数616戸)は、2014年5月より販売を開始し、資料請求は約6,000件、モデルルーム来場者は約4,500組、約520件が契約済み。現在、SOHO棟(79戸)の販売を行なっている。

 また、アクティブシニア向け分譲マンション「グランコスモ武蔵浦和」(総戸数160戸)は、鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。レストラン、大浴場、ラウンジ、アトリエなどの共用施設のほか、24時間見守りサービスや緊急コールボタンなどの生活サポートを導入。住戸専有面積は44~73平方メートル、1LDK・2LDK。2015年6月より販売を開始。資料請求は約4,000件、モデルルーム来場者は約1,000組、約110戸を契約している。平均年齢は約69歳。入居人数は1人入居が60%、2人入居が40%。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。