和田興産(株)は8日、2016年2月期決算を発表した。
当期(15年3月1日~16年2月29日)は、売上高289億5,000万円(前期比3.8%減)、営業利益29億3,800万円(同3.8%増)、経常利益20億5,500万円(同0.0%減)、当期純利益12億3,800万円(同4.9%増)であった。
分譲マンション販売・戸建住宅販売で引き渡し戸数の下振れ等から売上高が前年比マイナスとなったが、不動産賃貸収入やその他不動産販売において売上高、売上総利益率とも前年を上回ったため、減収増益となった。
セグメント別では、分譲マンション販売は、発売戸数21棟829戸(前期比24.3%減)、引渡し戸数は686戸(同10.3%減)となり、売上高233億9,800万円(同7.3%減)、セグメント利益24億3,800万円(同0.3%減)。
戸建住宅販売では、45戸を引き渡し、売上高17億5,200万円(同18.1%減)、セグメント利益4,800万円(同47.7%減)。
その他不動産販売は、宅地等11物件の販売で、売上高14億6,300万円(同146.4%増)、具メント利益1億7,100万円(同50.5%増)。
不動産賃貸収入は、収入合計22億4,500万円(同8.3%増)、セグメント利益9億2,700万円(同10.9%増)。
次期は売上高320億円、営業利益28億5,000万円、経常利益20億5,000万円、当期純利益13億円を見込んでいる。