(公財)不動産流通推進センターはこのほど、「宅建マイスター養成講座」のリニューアルを実施した。
同講座は、宅地建物取引士の資格登録後5年以上の実務経験を有する人を対象に、宅建業のエキスパートを養成することを目的とした、同センターが提供する不動産教育研修「宅建コース」の中の最上位講座。約2ヵ月間の通信講座と3日間の集合研修を受講後、修了試験を受験し、合格者は「宅建マイスター」を取得できる。
今回のリニューアルでは、宅地建物取引士が安心・安全な取引を実践するに当たって、取引に内在するリスクを察知し、論理的思考に基づいた適切な対応ができる能力の強化が必要と考え、内容の充実化を図った。
従来の講座カリキュラムである「取引の安全確保」「重要事項説明」「価格査定」のうち、「価格査定」に「経済/ファイナンス」と「CS総論」を加えて「応用編」と改称し、より実践的な内容に変更した。また、集合研修をよりディスカッション重視のカリキュラムとし、論理的思考の特訓ができるようにすることで、リスクへの判断力向上が図れるようにした。
なお、今回のリニューアルを記念して30日まで受講料割引キャンペーンを実施。受講料5万5,000円を4万5,000円に引き下げる。詳細は同センターホームページ参照。