不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/4/18

2015年度の首都圏中古マンション成約は3万5,100件/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構は18日、2015年度の首都圏不動産流通市場の動向をまとめた。

 首都圏中古マンション成約件数は3万5,100件(前年度比5.5%増)と、2年ぶりに前年を上回った。地域別では東京1万7,448件(同7.2%増)、埼玉県4,251件(同3.1%増)、千葉県4,402件(同0.7%増)、神奈川県8,999件(同5.9%増)となった。

 成約単価は、1平方メートル平均45万9,400円(同5.8%上昇)と、3年連続の上昇。成約物件価格は2,932万円(同5.1%上昇)と、こちらも3年連続の上昇となった。成約物件の平均専有面積は63.81平方メートル(同0.7%縮小)とほぼ横ばい。平均築年数は20.27年(0.61年増)と、初の20年台。新規登録物件は18万4,760件(同13.5%増)と、大きく増加。1都3県すべてで前年を上回っており、特に東京都区部で前年よりも26.4%と大きく増加した。

 中古戸建住宅の成約件数は1万2,639件(同13.6%増)と大きく増加。1都3県で前年を上回り、埼玉以外では二ケタ増となった。平均成約価格は3,004万円(同1.5%上昇)で、5年ぶりに3,000万円台となった。

 なお、16年1~3月については、中古マンション成約件数が9,784件(前年同期比3.4%増)。成約物件の1平方メートル単価は47万2,800円(同5.6%上昇)、成約価格は3,033万円(同4.9%上昇)となった。中古戸建住宅については成約件数が3,479件(同16.2%増)、成約価格3,059万円(同1.3%下落)。

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