不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/4/20

熊本地震によるオフィスビル被害、使用不能なビルはなし/三鬼商事調査

 三鬼商事は19日、平成28年熊本地震におけるオフィスビルの被害状況についての調査結果を公表した。

 熊本市内にある延床面積100坪以上の主要貸事務所51棟のうち、中心部にある45棟のビルを調査。その被害状況を4タイプに分類した。その結果、「無傷」だったビルは12棟、「外見上ダメージがあるが短期間の復旧で使用出来そうなビル」が32棟、「外見上強いダメージがあり復旧に時間がかかりそうなビル」が1棟、「倒壊やフロア崩壊、ビルの傾斜などにより使用不能に見えたビル」はなかった。

 ただし、今回の調査はビルオーナーと連絡が取れなかったことから外観から被害状況を把握しており、「外見上使用可能なビルでも設備関係の復旧が必要な可能性がある」としている。その一方、タイルの剥がれや外壁のクラックなどは多くみられたものの、ビル倒壊、フロア崩壊、傾斜などの大きなダメージを受けたビルは見受けられなかった、としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。