不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/27

日本最大規模の津波避難マンション、1期260戸を初月完売/リバー産業

「リバーガーデン福島 木漏れ日の丘」外観完成予想図
「リバーガーデン福島 木漏れ日の丘」外観完成予想図

 リバー産業(株)はこのほど、開発中の分譲マンション「リバーガーデン福島 木漏れ日の丘」(大阪市福島区、総戸数850戸)の第1期販売260戸が初月完売したと発表。初月契約戸数としては、2015年以降近畿圏では最多となる。

 阪神本線「野田」駅より徒歩7分に立地。敷地面積1万4,998.04平方メートル、A~F棟の6棟構成で、建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上20階地下1階建て。住戸は専有面積58.92~103.52平方メートルの2LDK~4LDK+納戸。全体竣工は2019年9月の予定。

 日本最大規模の津波避難ビルとして、緊急地震速報と連動してエントランスのオートロックを解除。共用施設を一部開放し、地域住民約4,500人超を収容できる。敷地内には災害用のマンホールトイレやかまどスツール、小型造水機を備えており、防災備蓄倉庫の防災グッズも、地域住民が利用できるようにする。また、敷地内に約4,200平方メートルの緑地を設け、樹木2万1,500本、草花2万3,000株を植栽。これら防災や緑化といった点が高く評価された。

 1期260戸は、販売価格2,498万~7,998万円、最多販売価格帯は3,800万円台。契約者は福島区在住者が34%を占め、大阪市内で75%となった。世帯構成は3人家族以上が45%、2人世帯が44%。会社員が75%となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。