不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/5/2

主力事業好調もグループ各社の人件費等の上昇等により営利3.6%減/日本管財16年3月期決算

 日本管財(株)は28日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高900億7,800万円(前期比3.1%増)、営業利益52億2,700万円(同3.6%減)、経常利益58億600万円(同3.8%減)、当期純利益39億5,800万円(同1.7%増)であった。

 既存管理案件が高水準で継続、新規管理案件や工事関連業務の受注も堅調に推移した結果、増収を達成した。しかしグループ各社における人件費等の上昇や前年の販売用不動産売却に伴う収益減少により、営業利益・経常利益は前期比マイナスに。当期純利益は、投資有価証券や所有不動産の売却益計上があり、またグループ会社の管理物件での火災事故の保険金を収益計上した結果、プラスとなった。

 セグメント別では、主力の建物管理運営業は、売上高787億7,200万円(同3.9%増)、セグメント利益80億8,500万円(同2.4%増)。環境施設管理事業は、売上高90億2,500万円(同2.3%増)、セグメント利益10億7,200万円(同42.4%増)。不動産ファンドマネジメント事業は、売上高5億9,900万円(同36.1%減)、セグメント利益1億3,900万円(同62.1%減)。

 次期は、売上高920億円、営業利益55億円、経常利益64億円、当期純利益42億円を見込んでいる。 

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