(株)桧家ホールディングスは9日、2016年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(16年1月1日~3月31日)の連結売上高は173億7,300万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は3億7,000万円(同110.8%増)、経常利益は3億7,900万円(同122.6%増)、当期純利益は1億2,500万円(同41.8%減)となった。
主力の注文住宅事業は、住宅展示場への新規出展やモデルハウスのリニューアルなど、積極的に受注拡大に努めた結果、受注棟数は718棟(同8.0%増)と前年同期を上回り、受注高は133億円3,600万円(同5.8%増)、売上棟数466棟(同5.0%増)に。「パパまる」ブランドの販売棟数が前年同期比微増に留まったものの、販売単価の上昇により売上高は増加。桧家ブランドについては、完成引き渡しが順調に推移し、販売棟数と売上高が前年同期を上回った。
一方、利益面では、展示場出展費用や人員増加に伴う固定費増加などにより、前年同期を下回った。これらの結果、セグメント売上高は92億7,500万円(同6.8%増)、セグメント利益は2,000万円(同78.1%減)となった。
不動産事業は、注文住宅各社の販売状況が寄与し、販売棟数および売上高は前年同期を上回った。売上棟数は95棟(同18.8%増)、セグメント売上高は32億6,900万円(同27.9%増)セグメント利益は1億1,000万円(同79.9%増)に。
通期は連結売上高887億円、営業利益60億円、経常利益59億円、当期純利益31億円を見込んでいる。