東京都は、マンション改良工事助成への申込受付を開始する。
分譲マンションの維持・管理や修繕が適正かつ円滑に実施されるよう管理組合への支援として、(独)住宅金融支援機構と連携した助成制度(利子補給)を実施するもの。同機構の金利が1%(1%未満の場合は、当該金利)低利になるよう、東京都が管理組合に対し利子補給する。利子補給の対象額は、同機構から融資を受けている額(元本で、工事費の80%または戸当たり150万円のいずれか低い額)。利子補給期間は最長で7年間、同機構の融資の償還期間は最長で10年間。
募集戸数は5,000戸。申込受付期間は16日から2018年2月28日(募集戸数に達した場合は締め切る)。申し込みには、都内に所在する耐火構造の分譲マンションの管理組合で、同機構の「マンション共用部分リフォーム融資」を受け、(公財)マンション管理センターの債務保証を受けることなどが条件となる。