(株)大京は10日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高3,348億5,300万円(前期比5.6%増)、営業利益183億1,800万円(同1.1%増)、経常利益170億9,300万円(同2.3%増)、当期純利益126億2,800万円(同3.9%増)と、増収増益を達成した。
不動産開発事業では、マンション販売の売上戸数が2,980戸(同86戸減)と減少したが、戸当たり単価の上昇等により、売上高1,080億7,400万円(同1.2%増)を計上。全体での営業収入は1,222億1,100万円(同1.2%増)、営業利益は86億6,700万円(同14.3%減)となった。期末におけるマンション契約残高は1,520戸・553億6,600万円(同505戸減・27.2%減)。
不動産管理事業は、管理受託収入が840億9,200万円(同2.9%増)、請負工事収入が696億900万円(同3.6%増)と堅調に推移。営業収入は1,628億2,100万円(同7.6%増)、営業利益は96億6,400万円(同17.5%増)となった。期末におけるマンション管理受託戸数は53万95戸(同3,964戸増)、請負工事受注残高は250億5,000万円(同17.8%減)を計上した。
なお次期については、連結売上高3,400億円、営業利益200億円、経常利益190億円、当期純利益140億円を見込む。