不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/5/11

減収も増益確保/三菱地所16年3月期決算

 (株)三菱地所は11日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結営業収益1兆94億800万円(前期比9.1%減)、営業利益1,661億9,900万円(同6.3%増)、経常利益1,448億5,100万円(同8.8%増)、当期純利益834億2,600万円(同13.8%増)。減収も増益を確保した。

 主力のビル事業では、建物賃貸収益が3,539億5,800万円(同1.7%増)、ビル運営管理受託が211億4,600万円(同9.0%増)と増収。その他収益は、物件売却に伴う収益を計上したことから242億5,900万円(同74.3%減)と減収に。その結果、セグメントの営業収益は4,223億4,900万円(同12.8%減)、営業利益は1,089億4,000万円(同5.9%増)となった。

 住宅事業については、マンション事業において、売上計上戸数が3,868戸(同735戸減)と減少したため減収。セグメントの営業収益は3,452億2,600万円(同10.0%減)と減収となったが、営業利益は180億3,500万円(同56.3%増)の増益に。

 海外事業では、保有する物件の売却に伴う収益を計上したこと等により、営業収益759億5,600万円(同6.7%増)、営業利益194億2,100万円(同25.0%減)となった。

 なお次期については、連結営業収益1兆1,020億円、営業利益1,750億円、経常利益1,500億円、当期純利益860億円を見込む。

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