(公社)全国宅地建物取引業協会連合会は13日、独自の通信教育講座・資格制度である「全宅連キャリアパーソン講座」の2016年4月の会員外の一般受講者数が前年同月よりも約150%増加したと発表した。
宅建協会会員以外の一般からの受講増加を目的に、4月1日申し込み分より一般受講料を全宅連会員と同額の8,000円に引き下げたことが奏功した。
また、「入門編」と「実践編」の2種類の講座テキストのうち、「入門編」を再編集して「わかりやすい不動産取引実務の基礎知識~不動産キャリアパーソンとして活躍するために~」として4月中旬より市販化した。
同冊子では、不動産キャリアパーソンとしての社会的使命や心構え、不動産取引の基本的な流れなどの項目を収録。簡単な不動産取引実務の基礎研修に活用できるようにしている。本体1,200円(税抜き)。