(株)東急コミュニティーは16日、顧客の総合窓口「カスタマーセンター」を18日に開設する。
これまで各支店で受けていたマンション管理に関する顧客からの問い合わせ・相談を一括で受け付ける「お客様センター」と、「設備緊急センター」からなる。将来的に「カスタマーセンター」に集約される顧客の問い合わせをデータベース化し、FAQの整備を図りながら、WEBやメールを活用しながら顧客の声によりスピーディに回答するスキームの構築を目指す。
「お客様センター」は、支店の営業日や営業時間にかかわらず、土日祝日を含む全日において同社が管理する全国約5,000組合の建物・設備に関する情報、32万戸の顧客情報をシステムで共有、専任オペレーターが回答する。さらに顧客への書類発送や共用施設の利用契約手続きなどの事務処理の専任チームを立ち上げ、問い合わせから手続きまでをワンストップで行なう。
「設備緊急センター」は、BCPの観点から東京都と大阪の2拠点とし、同社が管理受託する施設の共用部分の設備状況を24時間365日体制で監視し、異常発生の警報受信時や顧客からの緊急連絡に対応する。