不動産ニュース / その他

2016/5/20

カーシェアリングの利用意向、20歳代が最多/カーシェアリング・ジャパン調査

 三井不動産リアルティ(株)の100%出資会社子会社であるカーシェアリング・ジャパン(株)(東京都渋谷区、代表取締役:黒川伸吾氏)は19日、「カレコ・カーシェアリングクラブ 会員アンケート2015」の結果を公表した。
 
 カーシェアリングの市場動向を把握することを目的に、(1)カレコ・カーシェアリングクラブ会員、(2)カーシェアリングユーザー、(3)一般ドライバーの3つのグループに対し、共通の設問とグループ特性に合わせた個別設問によりアンケートを行なった。(1)は15年12月10~20日にかけて実施し、サンプル数は3,993。(2)は同年11月27~30日に実施し、サンプル数は416。(3)は(2)と同時期の実施で、サンプル数は2,250。

 一般ドライバーに対して、「カーシェアリングを今後利用したいか」について聞いたところ、「利用したいと思う」が全体の33.7%にとどまったが、14年3月の数値(25.0%)と比べると8.7ポイント上昇した。性別・年代別に比較すると、男女ともに20歳代の利用意向がもっとも高く、男性は41.5%、女性は44.8%という結果となった。

 また、現状マイカーを所有していないカレコ会員に「将来的に車を購入したいと考えているか」について聞いたところ、「カーシェアリング利用後、購入を考えるようになった」(全体の16.8%)という回答が目立った。年代別では、男女ともに年齢が若いほどマイカー購入意向が高まる傾向にあった。

 「カーシェアリングを検討したきっかけ」は、「マイカーの代替として検討」(55.6%)や「レンタカーの代替として検討」(53.4%)が共に過半数に。さらに「車に触れる機会がほしかった」も13.6%を占め、車への関心の高さから、より経済的なカーシェリングを接触機会としている様子が伺える結果に。

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