東急不動産(株)は20日、「TOREIT四半期報告」(2016年4月)を発表した。JREIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。
16年3月末時点のJREIT資産希望は、物件数3,257件(前期比48件増)。資産総額は、取得金額ベースで14兆7,127億円(同4,941億円増)、鑑定評価額ベースで15兆3,306億円(同6,775億円増)と、いずれも過去最大となった。
期中の取得物件数は64件(同15件減)、取得金額は5,509億円(同2,628億円増)。売却物件数は16件(同5件減)、売却金額は556億円(同428億円減)。取得時鑑定キャップレートは、平均4.8%(同0.1ポイント低下)だった。
運用時NOI利回りは平均5.1%(同0.1ポイント低下)と、過去最低水準を記録した。