不動産ニュース

2016/5/24

適切立地、空間の質向上などサ高住整備をとりまとめ/国交省

 国土交通省は24日、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)を含めた今後の高齢者向け住宅のあり方と施策の方向性をとりまとめ、公表した。

 同省では、2014年9月より、「サービス付き高齢者向け住宅の整備等のあり方に関する検討会」(座長:髙橋紘士氏、(一財)高齢者住宅財団理事長(前国際医療福祉大学教授))を開催し、有識者による議論を行なってきた。15年4月には、中間とりまとめも公表している。

 今回のとりまとめでは、(1)適切な立地の推進、(2)空間の質の向上、(3)サービスの質の確保・向上、(4)適切な医療・介護サービスが利用できる地域コミュニティの形成、(5)適切な競争や選択がなされるような環境の実現、(6)低所得の高齢者の住まいの確保、の6つの観点から、「高齢者の住まいと医療・介護等のサービスが適切に供給される体制の実現」など、今後の方向性や取り組むべき施策を整理した。

 今後は、とりまとめを踏まえ、地域に即した計画や供給方針の策定、計画に基づく立地誘導の促進、共有空間に関するガイドラインの策定など空間の質の向上、空き家を活用した低所得者向け住宅の供給など、高齢者の安心な住まいの確保に向けた取り組みを推進していく。

 詳細は、同省ホームページ参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。