プロロジスは26日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」(千葉県印西市)を竣工した。
開発地は、首都圏から40km地点に位置し、首都圏物流の幹線である国道16号に近接。現在整備が進められている国道464号(北千葉道路)にも近く、2018年度までには成田と直結し、将来的に東京外郭環状道路と接続されるため、広域物流拠点として期待されている。
敷地面積5万5,100.91平方メートル、延床面積12万8,577.77平方メートル、鉄骨造地上5階建て。上り下り専用のダブルランプウェイや、各階に40フィートコンテナトレーラーが接車可能なトラックバースを設置。賃貸可能面積は、1フロア最大約2万3,300平方メートルから最小約4,300平方メートルと、幅広い物流ニーズに対応する。
施設共有部として、有線放送で音楽を楽しめるWi-Fiカフェラウンジや、パントリー、ミーティングスペース、コンビニエンスストアなども設置。入居カスタマーの事業継続性への配慮から、緊急地震速報システムや衛星電話等も導入。停電時でもトイレ、通信、セキュリティ等の機能を維持できる災害用発電機や、断水時にも飲料水を供給できる地下水浄化システムも備える。
また庫内を含む施設全体にLED照明を採用したほか、すべての構内道路に「車両誘導型照明」を採用。屋根には約2.2MWの大規模太陽光発電システムも導入する。