野村不動産アーバンネット（株）は30日、不動産情報サイト 「ノムコム」における、2015年度「人気の地域ランキングTOP30（首都圏）」の結果を発表した。
15年4月1日～16年3月31日の間に、「ノムコム」に掲載された物件への問い合わせ数（資料請求数と現地見学予約数の合計）を地域ごとに集計。地域別に価格と面積の平均値も出した。
一戸建てのトップは世田谷区（平均価格7,552万円、平均面積117.2平方メートル）。2位杉並区（6,342万円、108.7平方メートル）、3位大田区（5,936万円、105.6平方メートル）と続いた。トップ10のうち8地域が東京23区で、18区がトップ30入りしている。神奈川県は、11位の鎌倉市を筆頭に、5地域がランクイン。千葉県は10位に船橋市が食い込み、21位にも柏市が入った。埼玉県は15位の川口市のみランクインした。
一方、マンションは1位港区（平均価格8,394万円、平均面積74.1平方メートル）、2位世田谷区（5,052万円、72.5平方メートル）、3位渋谷区（7,108万円、71.2平方メートル）。トップ10はすべて東京23区で占められ、トップ30以内に20区がランクイン。神奈川県は16位の「川崎市中原区」を筆頭に、横浜市・川崎市の行政区5つがランクイン。千葉県は23位の市川市のみ、埼玉県は26位の川口市と30位のさいたま市浦和区のみランクインした。
また、一戸建て・マンションともに、トップ3の変動はなく、一戸建てトップ3は4年連続、マンションは3年連続同順位と、不動の人気を確保している。
TOP30のランキングは、ノムコムのランキング掲載ページ（http://www.nomu.com/research/ranking/area）で閲覧が可能。
