東急不動産(株)は5月31日、7月12日に開業20周年となる商業施設「デックス東京ビーチ」(東京都港区)をリニューアルした。
今回のリニューアルに当たり、東京大学大学院工学系研究科の平手小太郎研究室と、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科の小崎美希研究室と連携。両研究室の共同慣習のもとで館内の雰囲気向上、動線改善、サインなど視認性向上などを実施した。
リニューアルコンセプトは東京湾沿いの立地に合わせて船の「帆」と設定。施設のテーマカラーであるブルーと、白・木目調を合わせたコンセプトカラーとして全体をデザインした。2棟の建物を結ぶセンターデッキは、広がりある空間に改善し、新たにベンチを置いてレストスペースとした。また、テナントである東京トリックアート迷宮館の協力を得て、海をモチーフとしたトリックアートの壁面を新設、店舗間の廊下壁面の賑やかしの仕掛けとした。
6月25日には、大手総合免税店の新規オープンも決定しており、訪日外国人向けのサービス等も充実していく。