積水化学工業(株)は2日、スポーツクラブ運営などを行なうセントラルスポーツ(株)と協業し、「健康寿命を延ばすためのリフォーム」を展開すると発表した。
1994年に加齢配慮住宅研究所を設立。高齢期における安全・安心な住まいの研究に取り組んできた。今回の提案でも“健康寿命の延伸”をコンセプトに、セントラルスポーツのノウハウを生かし、ソフトとハードが一体となったリフォームを提案していく。
人間が本来持っている「立ち座り」「歩く」「腕を真上に伸ばす」「物をつかむ」という日常動作が衰えないようにするための運動プログラムと、それを行ないやすい住空間を提案する。
マンションなどの狭い空間でも日常動作を改善するエクササイズが行なえる仕組みを組み込んだ「うちジム」(2畳タイプ)や、3,600mm×2,200mmの空間に、マシンなどの用具を利用して運動する空間などを設置する「うちジムキューブ」(2坪タイプ)を提案。また、庭を運動習慣の場として活用する「そとジム」や、継続した運動習慣を獲得するためのフォローアップ策の提供などを行なう。
首都圏のマンションなど一般住宅を対象に販売。その後、OB顧客へも販売していく予定。