不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/6/3

オフィスビルエネルギー消費量、過去最低に/ザイマックス調査

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は3日、「オフィスビルエネルギー消費量およびコスト」調査結果を発表した。

 同社グループが運営する首都圏の一般的な賃貸オフィスビルのうち有効なデータを得られた約100棟を対象にエネルギー消費量・単価・コストの推移について調査したもの。調査期間は2009年4月~16年3月。

 16年1~3月のエネルギー消費量は、1平方メートル・月当たり138.5MJ(一次エネルギー量)と、前年同期と比較して4.0 MJの減少となった。14年以降、減少の傾向が続いており、当期は過去最低の消費量に。暖冬が影響していると考えられる。

 エネルギー単価は2.01円/MJと、前年同期と比較して0.35円/MJ減少。15年4月から継続して電気・ガスの原燃料調整費が下落している影響とみることができる。

 エネルギーコストは、276.5円/平方メートル・月と前年同期比で59.0円/平方メートル・月の減少。消費量および単価の下落を受け、コストも下落に転じたことが伺える結果となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆