不動産ニュース / 団体・グループ

2016/6/3

現職の坂本氏が会長に再任/神奈川宅協が総会

会長に再任した坂本氏は「支部の活性化を、県全体の活性化につなげたい」と抱負を述べた
会長に再任した坂本氏は「支部の活性化を、県全体の活性化につなげたい」と抱負を述べた

 (公社)神奈川県宅地建物取引業協会は3日、神奈川県立青少年センター(横浜市西区)で通常総会を開き、2015年度事業報告・収支決算、16年度事業計画・収支予算を議決・承認した。

 改選期に当たり、新役員および代議員を選任。会長は現職の坂本 久氏が無投票で再選した。14~15年度に続く2期目の会長となる同氏は「2年前に会長就任した時の初心を忘れず、過去2年の経験を生かして、会員の皆さんとチームとなってがんばっていきたい。会員から意見を聞き、支部の活性化を、県全体の活性化につなげたい」と抱負を述べた。

 16年度の事業では、前年度に同協会として初めて受託した県内の宅地建物取引士試験の運営事務を継続して実施していく。同事業では、鉄道駅徒歩圏の大学等を試験地設定したことやスムーズな試験運営に関するハンドブックの作成などが評価され、(公社)日本不動産学会より「田中啓一賞」を受賞したことも明らかにした。
 このほか、セミナー等のDVD講座や、同協会ホームページ上に研修テキストを掲載するなど、研修等の利便性向上を図っていく。また、次年度に協会設立50周年、公益社団法人化5周年を迎えることから、記念行事の実施等について検討していくことも事業計画に盛り込んだ。

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