不動産ニュース / 開発・分譲

2016/6/7

東京・豊洲に障がい者スポーツの研究施設を着工/東京建物他

「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」完成予想外観
「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」完成予想外観
ロゴマークは、観るだけでなく「点字と同じように触って感じる」ことのできる仕掛けづくりを予定している
ロゴマークは、観るだけでなく「点字と同じように触って感じる」ことのできる仕掛けづくりを予定している

 東京ガス用地開発(株)、太陽工業(株)、東京建物(株)は6日、「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」(東京都江東区)を着工。12月のオープン予定と発表した。

 東京ガス用地開発による新豊洲地区の開発プロジェクト「TOYOSU22」に基づく、新しい東京のまちづくりを目指す「SPORT×ART(スポーツバイアート)新豊洲)」活動の拠点施設となる。敷地面積4,847.77平方メートル、屋内60mトラック、ラボ、シャワー、ロッカー、更衣室等からなる施設。屋根木造、梁鉄骨造、柱鉄筋コンクリート造併用構造平屋の構造物を組み上げ、アーチ形状の屋根にはフッ素樹脂の一種であるETFE素材を使用して建設する。

 同施設には、義足エンジニアの遠藤 謙氏が代表を務める(株)Xiborgが拠点を置き、競技用義足の開発とともに障がい者トップアスリートの強化訓練を実施。館長に就任した元プロ陸上選手の為末 大氏が代表を務める(株)侍は、「かけっこスクール」を開催する。また、障がい者と健常者が共同でアートパフォーマンスをつくり上げる「SLOW MOVEMENT」(NPO法人スローレーベル)の活動拠点にもなる予定。施設の運営は、3社と東京ガス用地開発が共同で行なう。

 なお、東京建物は同施設のネーミングライツを取得。同地区における、スポーツを通じたコミュニティ形成を支援していく。

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