不動産ニュース

2016/6/8

不動産会社への不満「目当ての物件がない」「探す時間がかかる」が上位/リアルネットプロ調査

 賃貸物件情報データベースを展開する(株)リアルネットプロ(東京都港区、代表取締役:後藤吉行氏)は7日、「賃貸物件を借りる人の実態調査」の結果を公表した。調査対象は、全国20歳以上の物件探し経験者男女300人。

 「物件を探す際の一番最初の情報収集」については、不動産会社に行く前に、まず「インターネット」で情報収集をする人が77.7%という結果に。次いで、「不動産会社の店頭」が14.0%。「スマートフォン・タブレット」はわずか4.0%となっており、物件の間取り図面などが見づらいことが影響していると見られる。「知人の紹介」「フリーペーパー、無料のタウン誌」「住宅情報雑誌」は軒並み1%台となった。

インターネット利用者に対する「実際に不動産会社に行くのは何日目か」の質問では、物件探しを始めてから「平均10.9日後」という結果となった。

 また、不動産会社に感じる不満では、「目当ての物件がすでにない」(32.3%)、「探すのに時間がかかる」(32.0%)が上位となり、全体の3割以上がこうした不満を抱いていることがわかった。一方、“あったらいいな”と思う不動産会社のサービスは「物件を撮影した動画が見られる」が男女ともに3割超となり、「店頭以外に自由に閲覧可能な物件情報スペースがある」「深夜まで営業している」などが票を集めた。

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