不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/6/9

投資用1棟マンションの表面利回りが過去最低/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは8日、2016年5月期の「投資用不動産の市場動向データ」を公表した。運営する不動産投資サイト「楽待」に、5月に新規掲載・問い合わせのあった物件を対象とする。

 投資用1棟アパートの表面利回りは、新規掲載物件が9.10%(前月比0.04ポイント上昇)、問い合わせ物件が10.91%(同0.04ポイント低下)。物件価格は、新規掲載物件6,567万円(同470万円下落)、問い合わせ物件5,787万円(同55万円下落)となった。

 投資用1棟マンションの表面利回りは、新規掲載物件は7.41%(同0.40%低下)、問い合わせ物件が9.23%(同0.01%低下)。新規掲載・問い合わせ物件共に、表面利回りが過去最低を更新した。物件価格は、新規掲載物件は2億1,517万円(同36万円下落)、問い合わせ物件は1億8,209万円(同1,072万円下落)。

 投資用区分マンションの表面利回りは、新規掲載物件が8.19%(同0.18ポイント上昇)と上昇したが、問い合わせ物件は10.22%(同0.1ポイント低下)とわずかに低下した。物件価格は新規掲載物件が1,481万円(同50万円下落)、問い合わせ物件は1,180万円(同26万円上昇)だった。

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