不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/6/10

15年度の電話相談は2万8,638件/住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは9日、2015年度における「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2016」を発表した。

 同センターが行なっている電話相談「住まいるダイヤル」で新規に受け付けた相談件数は、2万8,638件(前年度比10%増)。内訳は「新築等住宅に関する相談」が1万8,786件(同12%増)、「リフォームに関する相談」が9,852件(同6%増)で、住宅の不具合や契約にかかる「住宅のトラブルに関する相談」が全体の約7割を占めた。

 全国の弁護士会と連携し、弁護士と建築士のペアによる対面相談(専門家相談)実施件数は1,848件(同2%増)。相談対象では、リフォームに関する相談が全体の約半数を占め、専門家相談を開始した10年以降、同様の傾向を示している。

 住宅紛争処理の申請受付件数は158件(同4%減)となり、制度開始以来の申請受付累計数は944件に。15年度に受け付けられた事件のうち、約7割が申請前に専門家相談を実施していた。また、同年度において159件の事件が終結し、制度開始以来の終結事件件数の累計は843件となった。なお、半数以上が調停等により終結している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。