(株)リフォーム産業新聞社はこのほど、戸建て空き家の潜在市場規模を推計。9兆601億円とした。
同推計は、2017年住宅・土地統計調査における居住世帯のない住宅総数から、建築中の住宅を引いた308万7,600戸の一戸建てを対象に、国交省の「平成26年空家実態調査」の空き家所有者の利用意向の割合に応じて、潜在需要戸数に換算。1件当たりの平均単価を掛け合わせて算出した。
分野別にみると、最も市場規模が大きいのは「中古住宅の流通(売却)」で、6兆4,069億円と全体の約7割を占めた。次いで「リフォーム」(1兆727億円)、「建替え」(9,284億円)、「解体・撤去」(4,150億円)、「賃貸」(2,208億円)、「管理委託」(163億円)と続いた。
詳細は分析は同社発行の『空き家市場データ2016』(http://www.reform-online.jp/news/reform-shop/766.php)に記載している。