不動産ニュース / リフォーム

2016/6/13

千葉・松戸の1棟リノベマンションで、MUJIのコンセプトルーム第2弾/リビタ

1棟丸ごとリノベーション分譲マンション「リノア新松戸」にオープンした「MUJI INFILL 0」のコンセプトルーム。シンプルなワンルームを家具で仕切る提案をしている
1棟丸ごとリノベーション分譲マンション「リノア新松戸」にオープンした「MUJI INFILL 0」のコンセプトルーム。シンプルなワンルームを家具で仕切る提案をしている
収納家具でつくりあげた書斎空間
収納家具でつくりあげた書斎空間
水回り設備は一新し、動線に配慮した
水回り設備は一新し、動線に配慮した

 (株)リビタは、同社の1棟丸ごとリノベーション分譲マンション「リノア新松戸」(千葉県松戸市、総戸数136戸)に、(株)MUJI HOUSE(東京都豊島区、代表取締役社長:松﨑 曉氏)と共同開発したコンセプトルームを開設、販売開始する。

 同物件内4階部分の1住戸をMUJI HOUSEが提案するリノベーションプラン「MUJI INFILL 0」で空間を仕上げた。「MUJI INFILL 0」とは、インフィル(内装・設備)をすべて取り払い、必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという提案。家具や建具などで自由に仕切り、ライフスタイルの変化に合わせて空間を可変させていくことができる。

 新松戸では、縦に長くのびる空間を家具でゆるやかに仕切り、空間はつながっていながら1LDKのような空間に仕上げた。収納家具でつくる書斎や寝室などを提案。新たに玄関への広い土間や動線を配慮した水回り等を設置している。同住戸の専有面積は73.66平方メートル。2,878万円(税込、家具付き)で売り出す。

 リビタ物件内における「MUJI INFILL 0」のコンセプトルーム開設は、「リアージュつくば春日」(茨城県つくば市、総戸数54戸)に続く第2弾目。なお、つくば春日のコンセプトルームは、家具を含まず約3,500万円で販売。デザインにこだわりの強い30歳代の夫婦が購入した。家具レイアウトで空間を変えられる間取り、新築マンションにも劣らない共用部(DIYルーム、セキュリティ、宅配ボックス)が評価されたという(物件の詳細は2015年6月19日のニュース参照)。

 「リノア新松戸」は、敷地面積6,246.46平方メートル。JR常磐線「新松戸」駅12分、「馬橋」駅徒歩11分に立地。鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て。1992年3月築の企業社宅を買い取り、第三者機関による建物調査・診断の上、大規模修繕・バリューアップ工事を実施している。共用部にシェアキッチン・リビングやライブラリー、コモンスタジオなどを備えた。
 専有面積73.48~74.10平方メートル。間取りがワンルーム~3LDK。1月より販売開始した。販売価格は2,288万~2,788万円。一部区画を賃貸住戸として試し住みした後購入できるプラン「試住(タメ/スム)」も提案している。

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