西鉄ホテルグループは14日、コンセプト型ホテル「西鉄ホテル クルーム 名古屋（仮称）」（名古屋市中区、客室数242室）を開発すると発表した。
同グループは、フルサービスホテル「西鉄グランドホテル」、都心型ホテル「ソラリア西鉄ホテル」、コンセプト型ホテル「西鉄ホテル クルーム」、宿泊特化型ホテル「西鉄イン」の4ブランドを有し、今中計では、海外を含めたホテルの新規開発を重点戦略の一つとしており、今回の開発もその一環。
所在地は名古屋市中区錦3丁目。建物は鉄骨造地下1階地上14階建て、延床面積は約7,000平方メートル。
名古屋エリアにおける、外国人を含む宿泊者数の増加やニーズの多様化に対応、ビジネスで利用する顧客に加え、女性や観光利用の顧客、インバウンドの顧客にも対応できるホテルとする。
ラウンジスペースにはドリンクサービスを用意する他、ロビーに周辺エリアの情報発信やスタッフと顧客の情報共有スペースを設置。居心地がよくコミュニケーションをとりやすい空間を創出する。
客室は全室ダブル・ツインによる構成に。客室カードキーによるエレベーター停止階制御を行ないセキュリティを確保する。また、ダブルタイプの部屋には、1,600mm幅のダブルベッドを設置し、部屋の中でゆったりとくつろげる空間とする。
また、最上階には男女それぞれ大浴場（露天風呂付き）とリラクゼーションスペースを設置する。
総投資額は約60億円。着工は2017年4月、竣工・営業開始は18年夏頃の予定。
