不動産ニュース / 開発・分譲

2016/6/17

芦屋のマンション全住戸に家庭用燃料電池を採用/大阪ガス都市開発

「ジ・アーバネックス芦屋 Owners」外観完成予想図
「ジ・アーバネックス芦屋 Owners」外観完成予想図

 大阪ガス都市開発(株)はこのほど、開発中の分譲マンション「ジ・アーバネックス芦屋 Owners」(兵庫県芦屋市、総戸数16戸)の全住戸に、家庭用燃料電池「エネファームTypeS」を標準採用すると発表した。

 同物件は、阪急神戸本線「芦屋川」駅徒歩5分、JR東海道本線(神戸線)「芦屋」駅徒歩9分・「甲南山手」駅徒歩9分に位置。敷地面積1,353.41平方メートル、延床面積1,999.15平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階建て。

 独立性と開放性を重視した配棟計画で、共用部の風除室とエントランスホールの間には光を取り入れつつ、通路からの視線を遮る縦格子を採用。角住戸率60%以上、南向き住戸率65%以上を確保し、明るく開放的な空間を実現する。また、専門のプランコーディネーターが間取りのレイアウトやカラーコーディネート、家具やカーテンに至るまでをトータルでサポート。住戸面積は平均97平方メートルと広く、2住戸連結による200平方メートル以上の住戸プランも可能。ゴミの回収サービスも行なう。

 採用する家庭用燃料電池は、発電効率50%の壁を超えた家庭用としては世界最高を誇る発電効率で、コンパクト化を実現したことにより集合住宅にも採用可能とした。また、余剰電力は大阪ガス(株)が買い取る。

 第1期販売戸数は4戸、専有面積は81.97~112.68平方メートル、間取り(基本プラン)は2LDK~3LDK+N(納戸)。価格は8,590万~1億6,690万円。竣工は2017年3月上旬、入居は同年3月末の予定。

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