(株)三菱総合研究所は17日、日本版CCRC「プラチナ・コミュニティ型高齢者施設」の全国展開について、(株)コミュニティネットと業務・資本提携した。
同研究所では、健康時から介護時まで暮らし続けることができるアメリカのシニアコミュニティのCCRC (Continuing Care Retirement Community)を参考に、日本の国民性や制度、社会に適合させたモデルとして「プラチナ・コミュニティ」を提案している。「プラチナ・コミュニティ」は、コミュニティ機能や社会参加、多世代との共創の機能を持ち、豊かなシニアライフを実現するとともに地域のコミュニティの活性化にも寄与する。
コミュニティネットは、この「プラチナ・コミュニティ」のコンセプトに合致した高齢者施設を、「ゆいま~る」ブランド直営施設として全国9ヵ所で展開。団地再生型、駅前再開発型、過疎地再生型といった多様な形態で実績を重ねている。
今回の提携により両者は今後、コミュニティネットの施設運営のノウハウをパッケージ化し、各地域の施設運営事業者を広く募集。全国250拠点を目標に全国規模で同高齢者施設を展開する事業を立ち上げる。