不動産ニュース

2016/7/4

豪・シドニー近郊で分譲マンション等の複合開発/大和ハウス工業、住友林業

「(仮称)ドゥルモインプロジェクト」外観予想図
「(仮称)ドゥルモインプロジェクト」外観予想図

 大和ハウス工業(株)と同社グループの(株)コスモスイニシア、住友林業(株)は1日、オーストラリアのシドニー近郊において、現地の不動産投資管理会社EG Funds Management Pty Ltd (EG ファンドマネジメント社)と共同で、複合開発プロジェクト「(仮称)ドゥルモインプロジェクト」を開始した。

 これまでにも3社は、2014年9月より、EG ファンドマネジメント社と共同で、シドニー近郊で複合開発プロジェクト「フラワー・ミル・オブ・サマーヒル・プロジェクト」を推進している。I期、II期販売が完売するなど好評を得ていることから今回、さらなる事業拡大を目指して新プロジェクトを開始。分譲マンション(総戸数164戸)、商業施設、オフィスを複合開発する。

 建設地は、ニュー・サウス・ウェールズ州カナダベイ市。三方向を湾に囲まれるシドニー周辺で人気の高い水辺の眺望に優れた立地。オフィスや大型商業施設が立ち並ぶシドニー中心部まで約5km(バスで約20分)の場所に位置する。また、店舗が並ぶ通りに面し、周辺には大型ショッピングセンターや、スーパーマーケット、大型の公園など生活利便施設と余暇を楽しむ自然環境も徒歩圏内に兼ね備える。

 敷地面積5,287平方メートル、合計住宅販売面積1万2,113平方メートル(予定)、専有面積約50~約118平方メートル(平均74平方メートル)、住戸販売価格1 ベッド 67万豪ドル(約5,160万円)~、2 ベッド87万豪ドル(約6,700万円)~、3 ベッド137万5,000豪ドル(約1億600万円)~(いずれも税込み)。着工は16年10月、竣工は18年6月を予定。総事業費は約129億円。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。