不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/7/7

大型物件が完工増も、エネルギー部門の不調で減収減益/サーラコーポ16年11月期第2四半期決算

 (株)サーラコーポレーションは6日、2016年11月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年12月1日~16年5月31日)の連結売上高は650億5,000万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は34億3,900万円(同6.3%減)、経常利益は35億9,700万円(同4.8%減)、当期純利益は22億6,300万円(同7.4%減)となった。

 主力のエネルギーサプライ&ソリューション事業では、暖冬の影響によるLPガスの販売量減少などにより売上高が減少。またリフォーム商材などの販売が低調に推移したことで、営業利益も減少し、売上高267億1,500万円(同15.5%減)、営業利益25億3,000万円(同8.0%減)となった。

 エンジニアリング&メンテナンス事業では土木、建築の両部門において、完成工事が減少。一方、設備部門においてこれまで受注した大型物件の完成工事が増加したことなどにより、売上高は170億6,100万円(同2.0%増)と増加。利益面も設備部門の完成工事高の増加に加え、各部門における利益率改善の取り組みが奏功し、11億2,500万円(同51.5%増)と増加した。
 
 通期については、売上高1,480億円、営業利益18億円、経常利益21億円、当期純利益90億2,000万円を見込んでいる。

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