不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/7/11

投資用不動産価格は下落傾向/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは11日、2016年6月期の「投資用市場動向データ最新版」の調査結果を発表した。同社が運営する不動産投資サイト『楽待』(http://www.rakumachi.jp)に6月中に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りは9.31%(前月比0.21ポイント上昇)、問い合わせ物件の表面利回りは11.12%(同0.21 ポイント上昇)といずれも上昇。一方で、新規掲載物件の価格は6,352万円(同215万円下落)、問い合わせ物件の価格は5,739万円(同48万円下落)と いずれも下落した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りは7.71%(同0.3ポイント上昇)、問い合わせ物件の表面利回りが9.18%(同0.05ポイ ント下落)に。新規掲載物件の価格は2億1,210万円(同307万円下落)となったが、問い合わせ物件価格は1億9,846万円(同 1,637万円上昇)に。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが7.96%(同0.23ポイント下落)。一方、問い合わせ物件の表面利回りは10.24%(同0.02 ポイント上昇)となった。物件価格は、新規掲載物件が1,477万円(同4万円下落)、問い合わせ物件は1,131万円(同49万円下落)。

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