不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/7/11

孫との距離、近居でない祖父母の7割が「今よりも近い距離が良い」/UR都市機構調査

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は11日、「祖父母に聞く 育孫に関する調査」の結果をとりまとめた。0歳から小学校3年生までの孫を持つ全国の55~80歳の男女932名(うち孫の親世帯から自動車や電車等で1時間以内の距離に近居する男女は500人)を調査した。

 孫と会っている頻度については、近居している祖父母の平均は1週間に約1回、近居していない場合は2ヵ月に約1回。近居していない祖父母のうち52.6%は、1年に約1~2回程度となった。

 孫との距離については「今よりも近い距離が良い」が全体の46.9%、「今の距離で良い」が52.0%、「今よりも遠い距離が良い」が1.1%。近居している場合は、「今の距離で良い」が71.8%、近居でない場合は「今よりも近い距離が良い」が70.4%と、近居していない祖父母の多くは、孫のいる子世帯との近居を望んでいることがわかった。

 孫とのコミュニケーションや接し方については、「孫にとって祖父母が近い距離に住んでいることは良い事だと思う」(91.2%)、「孫とはうまくコミュニケーションできているほうだと思う」(83.6%)、「孫と接することは、自分の若返りにつながると思う」(76.2%)とポジティブな回答が目立った。その反面「体力面でキツイと感じることが多い」(54.9%)、「学校や園への送り迎えは正直、大変」(53.3%)と、半数以上は体力の衰えも感じていることも判明した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。