平和不動産リート投資法人(HRE)は15日、2016年5月期決算を発表した。
当期(15年12月1日~16年5月31日)の営業収益は56億3,200万円(前期比4.9%減)、営業利益は23億9,400万円(同14.1%減)、経常利益は17億9,500万円(同14.9%減)、当期純利益は17億9,400万円(同14.9%減)、1口当たりの分配金は1,808円(同89円増)となった。
当期は、15年12月21日にオフィス1物件を、同年12月18日にレジデンス3物件を取得。当期末時点での運用資産はオフィス32物件(取得価格総額742億5,600万円)、レジデンス66物件(同904億8,200万円)の合計98物件(同1,647億3,800万円)となった。稼働率は当期末時点の96.7%(前期:96.6%)と高水準の維持。また、従来より継続している運用資産の名称変更についても、当期首から7物件において実施しており、既存テナントへの安心感の提供、テナント候補者への訴求力の向上により効率的なリーシングを目指している。
次期については、営業収益56億8,200万円、営業利益23億9,200万円、経常利益18億4,000万円、当期純利益18億3,900万円、1口当たり分配金は1,852円を見込んでいる。