阪急リート投資法人(HRI)は15日、2016年5月期決算を発表した。
当期(15年12月1日~16年5月31日)の営業収益は55億2,700万円(前期比13.4%増)、営業利益は20億5,300万円(同4.7%増)、経常利益は16億5,900万円(同5.9%増)、当期純利益は16億5,700万円(同5.9%増)、1口当たり分配金は2,775円(同155円増)となった。
16年4月に2物件を譲渡し、同年7月にスポンサーグループである阪神電気鉄道(株)が開発した地域密着型商業施設「KOHYO小野原店」を取得するなど、ポートフォリオの質および収益の向上を図った。同期末時点の賃貸可能面積は48万505平方メートル。稼働率は98.8%と高稼働率を維持した。
次期については、営業収益47億1,500万円、営業利益19億5,400万円、経常利益15億6,700万円、当期純利益15億6,500万円、1口当たりの分配金は2,620円を見込んでいる。