


住友不動産(株)は、マンション・一戸建てのリフォームに関する情報を集約した常設展示場「武蔵小杉リフォームギャラリー」(川崎市中原区)を、30日にオープンする。
同展示場は、東急東横線他「武蔵小杉」駅徒歩5分に立地する、同社が開発・分譲中のタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」1階に開設するもの。広さは約350平方メートル。
マンション・一戸建てのスケルトン、オーダーメイドリフォーム、耐震補強・断熱補強、水回り等の部分リフォームに関する展示に加え、カーテン・インテリア等の展示も行なう、同社初のリフォームに関する「総合展示場」。
同社は、東京の新宿と六本木、横浜のあざみ野の3ヵ所に「リフォームギャラリー」を開設しているが、これらはリフォーム施工をすでに決めているユーザーや、施工意思のあるユーザーを対象にした施設。「武蔵小杉」は、住まいの悩み相談や建物に関する相談を気軽に受け付けることで、潜在顧客にアピールし、受注につなげていく手法で、現場見学会や完成見学会と並ぶ、新規集客の拠点としていく。
中原区を中心とした川崎市域と横浜市港北区などの中古マンション、一戸建てユーザーをターゲットに、周辺の住友不動産販売(株)とも連携し、リフォーム需要を開拓。初年度にマンション80戸、一戸建て60棟の受注を目指す。いずれも、前年度比50%増の水準。
なお、同展示場開設に合わせ、新築分譲マンション「シティハウス」と同等の設備機器や部材を使ったハイエンドユーザー向けのスケルトンリフォーム「CITY HOUSE STYLE」の受注を開始。定額制で、施工平均単価は1平方メートルあたり約20万円。同展示場では「シティタワー武蔵小杉」のモデルルームを使い顧客にアピールしていく。