住友不動産販売(株)は2日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~6月30日)は連結営業収益163億2,400万円(前年同期比8.0%増)、営業利益27億9,200万円(同13.9%増)、経常利益28億3,700万円(同14.6%増)、当期純利益19億2,200万円(同14.0%増)。
主力の仲介業務では、取扱件数が9,282件(同1.3%減)と過去最高だった前年同期には及ばなかったものの、堅調に推移。取扱単価が上昇した影響で、取扱高は2,841億9,400万円(同6.7%上昇)、営業収益(賃貸仲介含む)は137億2,600万円(同7.3%増)、営業利益32億8,100万円(同5.5%増)となった。
受託販売業務は、首都圏で大型物件の引き渡し・計上があったことから、取扱件数895件(同27.3%増)、取扱高382億3,800万円(同40.2%増)となり、営業収益は10億7,800万円(同41.0%増)、営業利益は3億5,300万円(同134.6%増)と大幅増だった。
通期業績については連結営業収益786億円、営業利益158億円、経常利益159億円、当期純利益107億円を見込む。