東急リバブル(株)は、LIXILグループで建物検査・地盤調査を手掛けるジャパンホームシールド(株)との共同出資により、東急リバブルの売買仲介サービスにおける建物・住宅設備検査などを専門に行なう新会社「ファーストインスペクションサービス(株)」(東京都渋谷区、代表:宮川邦雄氏)を設立した。
2012年10月より開始した「リバブルあんしん仲介保証」(専属専任または専任媒介契約を締結した中古住宅(マンション・戸建て)に対して建物検査を実施し、最大500万円まで補修費用を保証するサービス)の建物検査について、当初よりジャパンホームシールドが担当してきたが、申込件数が2万1,000件を突破するなど需要が拡大してきたことに加え、自社との連携を強化することを目的に新会社設立に至ったもの。宅建業法改正等を踏まえ、今後さらに高まるインスペクションニーズに対応するべく、さらなる検査品質の維持・向上および検査件数拡大への対応体制構築を目指す。設立日は7月1日。
なお、同社は「リバブルあんしん仲介保証」開始当初より重視している検査における“第三者機関調査による透明性の確保”を維持するため、出資比率を33.5%にとどめ、ジャパンホームシールドが66.5%出資する形を採用している。営業開始は10月を予定。