不動産ニュース / 開発・分譲

2016/8/5

愛知・豊田のスマートタウン、戸建住宅間で電力を融通/大和ハウス工業

電線類の地中化した「セキュレア豊田柿本」のまち並み
電線類の地中化した「セキュレア豊田柿本」のまち並み

 大和ハウス工業(株)は6日、開発中の戸建分譲住宅「セキュレア豊田柿本」(愛知県豊田市、総戸数21戸<竣工済み10戸>)において、モデルハウスを一般公開する。

 「セキュレア豊田柿本」は、名古屋鉄道「豊田市駅」より名鉄バス「豊田東新町」まで9分、バス停下車徒歩8分に位置。開発面積は6,910.23平方メートル。延床面積104.43平方メートル(4LDK)~109.45平方メートル(4LDK)。3月から販売を開始しており、販売価格は2,280万~2,812万円(建築条件付き宅地)、5,380万~5,730万円(分譲住宅)。最多価格帯は、建築条件付き宅地が2,300万円台(3区画)、分譲住宅が5,500万円台(2棟)。

 戸建住宅間の「電力の融通」を、中部エリアで初めて導入。全戸に太陽電池と家庭用リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)を組み合わせたハイブリッドシステムHEMSを採用するとともに、まち全体のエネルギーの見える化システム等を導入することで、ネット・ゼロ・エネルギー・タウンを目指す。

 モデルハウスは、大容量の態様電池(6.16kW)と家庭用リチウムイオン蓄電池(12.4kWh)、床下熱交換システム、高断熱仕様などを採用。1年間一般公開する。

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