不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/8/10

東京都心5区のビル空室率、3%台に低下/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は10日、2016年7月時点の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査の結果をまとめた。

 東京ビジネス地区(都心5区=千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は3.94%(前月比0.13ポイント下降)と、7年11ヵ月ぶりに3%台となった。新築・既存ビルで大型成約の動きがあり、解約や新規供給の影響も少なかったことで、空室面積が約1万400坪減少した。
 新築ビルは、空室率16.08%(2.74ポイント下降)。新築2棟のうち1棟が満室で竣工、竣工1年未満のビルの成約も進んだため。
 1坪当たりの平均賃料は1万8,271円(同92円上昇)。新築は2万8,350円(同50円上昇)、既存は1万8,053円(同88円上昇)。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は6.17%(同0.19ポイント上昇)。移転拡張や館内増床などによる成約の動きが見られた。1坪当たり平均賃料は1万1,080円(同6円下落)と小幅な下落となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆