不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/8/15

マンション管理事業、ストック積み増すも労務費増等で増収減益/日本ハウズイング17年3月期第1四半期決算

 日本ハウズイング(株)は10日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~6月30日)は、連結売上高216億5,500万円(前年同期比14.2%増)、営業利益7億8,000万円(同2.0%減)、経常利益7億6,000万円(同4.1%減)、当期純利益4億400万円(同9.6%増)。

 マンション管理事業は、前連結会計年度に受託した物件が計画通りに稼働したほか、管理ストックが増加した。前期寄与した損害保険契約が、複数年契約が中心であったことから契約件数および利益は減少。また、現場労務費を中心とした売上原価の上昇および人材への投資・育成を目的とする人件費が増加した。
 その結果、売上高は111億4,200万円(同3.5%増)、営業利益は9億700万円(同14.8%減)を計上。

 ビル管理事業は、新たにグループ化したベトナムの子会社であるPAN SERVICESの収益が期初から寄与したものの、中国の子会社である大連豪之英物業管理有限公司が円高の影響を受け、売上高25億3,700万円(同21.7%増)、営業利益1億5,100万円(同41.8%減)となった。

 通期は、連結売上高943億円、営業利益46億8,000万円、経常利益46億8,000万円、当期純利益29億7,000万円を見込む。

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