不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/8/17

東京23区の賃貸住宅賃料改定率、実質プラスの改定/スタイルアクト調査

 スタイルアクト(株)は17日、2016年4~6月期の「東京23区賃料改定状況調査」結果を発表した。同社の賃貸住宅データベースを基に、同一住戸の前回募集賃料と今回募集賃料を比較したもの。サンプル総数は5万8,198件。

 月額賃料20万円未満(一般賃貸市場)の賃料改定率はマイナス0.2%と前四半期と同程度で推移。当期までの築年が経過していることを考慮すると、実質プラスの改定としている。増額、据え置き、減額の割合も前四半期とほぼ同程度。一般賃貸市場は繁忙期を終えてなお、好調な状況が継続している。

 20万円以上(高額賃貸市場)の賃料改定率は0.7%で、07年第1四半期以降で2番目に高い水準となった。前回募集と比較して家賃を増額したのは46.5%と、約半数が増額改定をしているが、増額改定の割合は前四半期比2.1ポイント減少した。一方、減額改定の割合も3.0ポイント減少し、その分、据え置きの割合が増加した。賃料改定率は前回より上昇したが、増額改定に関しては、繁忙期を過ぎて落ち着きが出てきたと見られる。

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