三菱地所レジデンス（株）は20日、新築分譲マンション「ザ・パークハウス 宝塚」（兵庫県宝塚市、総戸数164戸）のモデルルームをグランドオープンする。
（一社）いきもの共生事業推進協議会による「いきもの共生事業所認証［集合住宅版］」を取得。土地利用における生物多様性保存の取り組み成果を認証するもので、関西圏では初の認証取得となる。
同物件では、樹木や草木の半数以上を在来種で構成し、地域の自然と調和する植栽を計画。兵庫県版のレッドリストに掲載しているミツデカエデやノシランといった希少種を残す計画としている。また、できる限り化学的な薬剤を使わない、自然素材を使った植栽の管理方法を採用した。
阪急「宝塚」駅より徒歩6分、JR「宝塚」駅より徒歩7分に立地。敷地面積は3,082.83平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上15階地下1階建て。専有面積は60.47～90.11平方メートル、間取りは2LDK～4LDK。9月上旬に販売開始予定で、販売戸数および販売価格は未定。
竣工は2018年1月中旬の予定。
同社では、「BIO NET INITIATIVE」と呼ぶ分譲マンションにおける生物多様性保存の取り組みを進めている。これまでに同認証をを取得した物件は9物件で、全認証取得物件13件の大半を同社分譲物件が占めている。
