国土交通省は24日、平成28年度「第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の採択プロジェクトを決定した。
同事業は、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募し、採択された事業に対し国が補助を行なうもの。省CO2対策を強力に推進し、住宅・建築物の市場価値を高めるとともに、居住・生産環境の向上を図ることを目的としている。5月16日~6月24日までの期間で、8件の応募提案があり、学識経験者で構成される評価委員会によって6件が採択された。
採択されたのは、建築物(非住宅)/一般部門<新築>では「Next 渋谷パルコ meets Green」((株)パルコ)、「読売テレビ新社屋建設計画」(讀賣テレビ放送(株))、<改修>では「光が丘『J.CITYビル』ZEB Ready化総合改修事業」(光が丘興産(株))、同<マネジメント>では「自立分散型エネルギーの面的利用による日本橋スマートシティの構築」(三井不動産TGスマートエナジー(株))。戸建住宅<新築>では、「熊本地震復興支援くまもと型住宅先導プロジェクト」(くまもと型住宅生産者連合会(代表者:エコワークス(株))、「建材メーカーと地域工務店協働によるHEAT20を指針とした健康快適に暮らせる省CO2住宅の地方都市・郊外を中心とした普及促進」((株)LIXIL)。
詳細は同省ホームページ参照。