グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は6日、マルチテナント型物流施設「GLP流山I」(千葉県流山市)を着工した。
総延床面積約32万平方メートルの「GLP流山」プロジェクトでは最初の着工物件。都心から約25kmに位置し、常磐自動車道「流山」ICより約500m、東武野田線「初石」駅より約1.8kmという物流施設適地に所在する。敷地面積は約6万平方メートルで、プレキャストコンクリート造地上4階建ての免震構造を採用。延床面積は約13万平方メートル。
保管・配送だけにとどまらず、生産加工や流通加工といった工場用途に必要とされる電気・ガス・給排気・給排水のインフラを整えた点が特徴。工場用途向けの法的要件も整えることで、従来、工場と物流施設の2拠点でのオペレーションを行なっていた企業に対して拠点の集約によるコスト削減を提案する。
また、入居企業が共通利用できる共同荷受けシステムの導入など、荷受け作業全体の効率化も図っていく。
竣工は2018年2月を予定する。