(独)都市再生機構(UR都市機構)は9日、女性目線による心地良い暮らしを提案する「UR COCOCHI(ココチ)」の供給を、神奈川県でもスタートすると発表。23日から募集を開始する。
「UR COCOCHI」は、女性が住宅選びの際に気にすると言われている水回りや収納、セキュリティを重視した住宅をUR都市機構の女性職員が企画。リノベーションを実施し、入居者を募集する取り組み。クロスのトータルコーディネートやアクセントクロスによるカラーコーディネートも行ない、上質な空間を実現する。これまで埼玉県草加市の「ハーモネスタワー松原」や、さいたま市北区の「アーベイン大宮」など、埼玉エリアで供給してきた。
神奈川県の初弾として募集するのは、横浜市金沢区の「ビーコンヒル能見台サウスヒル」。今回は、「UR COCOCHI」の新商品として、子育て世帯にやさしい空間と設備をコンセプトとした「UR COCOCHI“mama”」を初供給。クローゼット改修、モニター付きインターホンの導入、フローリングのイメージアップといった「UR COCOCHI」の基本改修項目に加え、感電防止機能付きのコンセントやキッチン・洗面化粧台へのハンドシャワー付き水栓の採用、子供と一緒に使用できる広さのキッチンを設備するなど、子供を持つ女性が子育てしやすい環境も併せて整備する。
今回「UR COCOCHI“mama”」住戸として募集するのは2DK・64.7平方メートルの住戸3戸で、募集家賃は12万9,100~13万9,000円。