不動産ニュース / 団体・グループ

2016/9/13

「リアルエステートテック研究会」が初会合/JARECO

「最新テクノロジーが不動産業界をどう変えていくか、共通認識を持っておくべき」と語る中川座長(写真右)
「最新テクノロジーが不動産業界をどう変えていくか、共通認識を持っておくべき」と語る中川座長(写真右)

 (一社)日米不動産協力機構(JARECO)は13日、「リアルエステートテック研究会」の初会合を開いた。

 不動産流通業の業務効率化に係る最新技術やサービスを提供する事業者をゲストに招き、講演や参加者とのディスカッションなどを通じてリアルエステートテックの可能性を学ぶのが狙い。

 日本国内の不動産情報システムの発表・研究・情報交流を行なう「不動産情報システム研究会」と、新技術を応用した新しいサービス・ビジネスモデル等を研究する「ブロックチェーン研究会」の2つの分科会を、半年間にわたり開催する。

 今回は「不動産情報システム研究会」の第1回目の会合で、(株)ネクスト執行役員の伊東祐司氏と(株)リブセンス不動産ユニットリーダーの芳賀一生氏がそれぞれ、自社の提供する不動産ビックデータを活用した不動産価格検索システムについてのロジックや、今後の展開について講演した。

 冒頭、挨拶した同協会代表理事の中川雅之氏(日本大学経済学部教授)は「最新のテクノロジーが不動産業界をどう変えていくのかについては、私自身も非常に興味を持っている。これらのテクノロジーが業界にどのような影響を与えていくのかを、会合に参加している皆さんが共通認識としていくことで、日本の不動産業界がより効率化していくものと期待している」と抱負を述べた。

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